矯正治療とは
矯正治療は、歯に少しずつ力をかけることで歯を動かし、歯並びをきれいに整える治療です。矯正治療をすることで、
審美的な改善
機能的な改善
を行います。
多くの方が審美的な改善を主な目的で矯正治療を受けますが、機能的な改善は皆さまの生活をより豊かにします。矯正治療をすることで享受できる大きなメリットです。
歯並びや咬み合わせが悪いことによって起こる症状
- 歯周病や虫歯になりやすい
- 骨格的問題(顎関節症など)症が生じる可能性
- 舌足らずなしゃべり方になったり、活舌が悪くなる
- 唇が閉じにくい(口の中が乾燥する。口臭の原因になることも)
- いびき、歯ぎしりがひどくなる
- 審美的問題(歯並びだけでなく顔全体(顔貌)の印象に影響もする)
大人(成人)の矯正
矯正歯科治療というとお子様や学生のときに行うイメージがありますが、多くの社会人の方が矯正歯科治療を受けています。
大人(成人)の矯正治療でも、前述の審美的、機能的の両面を享受することができます。
当院のこだわり“顔全体の印象まで美しく”
「腕のいい歯医者さんに矯正治療をしてもらってキレイになりたい」と皆さんが思うはずです。しかし、一体、どんな歯医者さんが腕がいいのでしょうか?
歯が顔全体に与える影響とそのポイントをご存知でしょうか?美しい顔貌の条件は以下になります。
POINT01正中の一致
写真の線をご覧ください。
上下の前歯の中心が一直線上にあります。
美しい口元の要因の1つです。
正中を一致させない矯正治療を当院で行うことはありません。
POINT02エステティックライン(歯並びと横顔の関係)
左右の写真を比較してください。
右の写真の方が、鼻も高く見えます。
また、痩せているように見えます。
鼻の先とアゴの先を結んだ線をエステティックラインと呼びます。上唇はE-lineに接し、下唇はE-lineより2mm程前に出ている状態が横顔美人の条件と言われています。
POINT03インサイザルカーブ(歯並びとクチビルの関係)
以下の3つの写真で、どれが最もキレイに見えますか?
左の写真
前歯が描く曲線と下唇の曲線が一致している
真ん中の写真
前歯が曲線でなく直線(FLAT)
右の写真
前歯が描く曲線と下唇の曲線が逆方向に向いている
左の写真のように矯正治療を仕上げることでキレイな口元を獲得することができます
大人(成人)の矯正の治療法
矯正治療を検討してるけど、どの装置を選択したら良いのか判断ができない方は、それぞれの装置の特徴を理解してみてはいかがでしょうか。
大人(成人)の矯正治療 早見表
見えない裏側矯正(リンガル)
歯の裏側にブラケットを装着するので、他人に気付かれることはありません。一方、費用は、最も高額です。また、技術力が必要で。見えない裏側矯正(リンガル)治療ができない歯科医院は多くありません。
見た目 | 期間 | 費用 |
---|---|---|
〇 | △ | × |
見えない裏側矯正(ハーフリンガル)
目立ってしまう上の歯はリンガル矯正をして、あまり目立たない下の歯は表側矯正をする方法です。上下ともリンガル矯正をするのと比較すると、ハーフリンガル矯正は費用を抑えることができます。
見た目 | 期間 | 費用 |
---|---|---|
△ | △ | △ |
大人(成人)の矯正の治療法(オプション)
上記の治療法に追加オプションとして行うことが可能です。
よくあるご質問
大人になっても矯正治療はできますか?
矯正歯科治療は大人になってからでも治療は可能です。
しかし、歯を支える骨が子どもと比べると固くなっている為、歯の動きが遅くなりますが、高校生以上の方であれば歯の動きにそれほど差異はありません。
妊娠期間中の矯正治療は避けた方がよいでしょうか?
治療中にご妊娠されるケースもありますし、治療に問題はありません。
また、装置をつけたままでのご出産も問題ありません。ただし、妊娠中は虫歯のリスクが高まるため、お口の中の衛生状態を清潔に保つようにしてください。
仕事上矯正装置が見えると困るのですが、よい治療方法はありますか?
見えない矯正(舌側矯正)治療をお勧めします。
歯の裏側にブラケット(矯正装置)を装着して歯並びを整える治療法で、一般的な歯の表側に装着する矯正装置と同等の効果が期待できるうえ、目立たないというメリットがあります。
子どもの矯正
子どもの矯正歯科治療(小児矯正)は、乳歯の時期や永久歯が生えそろっていない混合歯列期の「一期治療」と小学校高学年以降で永久歯が生えそろった時期の「二期治療」に分かれています。
歯並びが気になる場合は、一度無料カウンセリングを行う事をおすすめします。
一期治療(準備矯正)
乳歯の時期や永久歯が生えそろっていない混合歯列期。約6歳~10歳。
上下のあごの骨のバランスや大きさを整え、永久歯がきちんと正しく生えるように準備をする治療。
二期治療(歯列矯正)
永久歯が生えそろった約13歳~。
歯並びなどの永久歯が生えそろい、顎の成長が終わってからでないと改善できない治療を行います。ブラケットとワイヤーの固定式装置を使用します。