About
過蓋咬合とは
上下の歯を噛みあわせた時に、下の前歯が上の前歯で見えないほど覆いかぶさっている状態を指します。これを、噛みあわせが深いということでディープバイトととも言います。正常な咬み合わせであれば上下の歯は垂直的に2~3㎜重なっている状態です。
Cause
過蓋咬合の原因
CAUSE01骨格的な要因
上顎が長い、下顎が短いなど骨格的に問題がある場合があります。
CAUSE02歯性の要因
強い食いしばりや歯ぎしりで奥歯がすり減ることで、奥歯の高さが低くなり咬み合わせが深くなることもあります。また、虫歯や歯周病で奥歯を失うことで、深くなることもあります。
Harmful Effect
過蓋咬合による弊害
1
咀嚼機能障害
上の歯が下の歯に覆いかぶさり、下顎の動きが制限してしまうため、顎関節への負担が大きくなり、顎関節症など顎の痛みや咀嚼筋の痛みを誘発するリスクが高くなります。
2
審美的な問題
上の前歯が覆いかぶさっているため、歯茎が見えやすくガミースマイルになりやすいため審美的なコンプレックスになることもあります。